北海道で科学を考える、leafs

科学について、学び、伝え、見せる。北海道を拠点に活動する、学生科学コミュニケーションユニット、leafsのブログです。

予想外はチャンスかも

おつかれさまです。leafs口町です。

 

大きなイベントが終わり、ひと段落着きました。

そこでの反省などなど書きたいと思います。

 

札幌市教育文化会館で、大小風船の実験を行いました。

 

これは、以下のような実験です。

真ん中にコックがついたパイプを用意します。

パイプの両端に同じタイプの風船を接続します。

コックを閉めた状態で、

片方の風船は大きめ、

片方はより小さめに膨らませて接続します。

コックを開くと、風船の大きさは

どうなるでしょうか?

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どうなるでしょうか。

私は「こうなる」という前例を知っていたので、

当然ステージ上でもうまくいけばそうなるだろう、

と思って本番を迎えました。

 

ところが、

思っていたようには

ならなかったのです…!

 

この時、どのような対応をとるべきか?

その場では、

「本当はこうなるはずなのですが…」

と説明しました。

 

しかし、実験は現実が全てです。

どのようにその仕組みを考えていても、

現実と合っていなければ

説明として意味をなしません。

 

科学の知識を使って天下り的に

説明せず、自分で考えることを

ポリシーに活動している身としては、

 

ここでは、

「こうなりました。なぜなのでしょうか」と

観客の皆さんと考えるべきだったな、

と思っています。

 

予想外のことが起きたら、説明が利かなくなる。

それは、みなさんと一緒に考えるチャンス。

ほんとうに同じ立場で科学を始めるチャンス。

 

ということで、次から「あれ?!」ということが起きたら

自分の軌道にもちこんでごまかしたりしないで、

その場でも真摯に科学する姿勢を持ちたいと思います。

 

…実験の使い方の問題もある気がする。

課題は山積みだ…!

 

書き足りていない部分がある気がするのですが、

とりあえず記録だけ残しておきます!